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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-06-14 21:37:00
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いわゆる管理職のイメージなのか、TVコマーシャルで自分で資料を作らない管理職がよく登場する。悪そうなオヤジが資料に「ダメ出し」をして、メンバーは自分のスキルにがっかりするシーンである。見るたびいつもリソースマネジメントと対極のイメージを抱いてしまう。あれは演出だとしてもやり過ぎである。

 

リーダーや管理職たるもの、大事なときにこそ、自分で自分の時間を捻出して、自分で資料を作って欲しい。必ず全部自分で作れということを言っているのではない。チームや組織が進むべき方向や方針や提案を自分の言葉で語る、自分の説明責任を果たす、ということを考えた時、人が作った資料やプレゼン資料を使って上手く説明できるのだろうか。その場だけ何とかやり過ごそうという内容や、棒読みの話を聞いて、誰がワクワクするのであろう。あなたには組織のモチベーションを上げるという目的があるはずだ。使い回せる資料や情報は腐る程あるはずだし、情報マネジメントという意味ではあなたがハブになっているはずであるから、組織の責任者であるあなた以上にメンバーが把握しているべき情報があるはずがない。

 

スライドや資料作成は、お手本を示す良い機会であるし、スタッフ部門のメンバーは自分よりも良い見せ方のアイデアを持っていたりすることもあるから意見ももらえる。と同時に、あなたの作る資料は常に見られていると思った方がよい。お粗末なものを作ってメンバーをがっかりさせてはいけない。