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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-09-30 20:41:00

皆さんはアウトソースを上手に活用できていますか?

 

アウトソースの利活用を考えるときは、大きく3つです。

①どうしてもやらなきゃならないことがあるけど、そのプロセスや工程に自分たちにノウハウや知識がない部分がある。

②自分たちでできるんだけど、リソースが足りなくて、外部の手を借りたい。

③あるプロセスを効率化するために、プラットホーム的な業務や役割を担ってもらう、いわゆる業務効率化を進めたい。

 

 

アウトソースをする際には色々と考える部分があります。まずは準備ですね。もちろん準備以降も大事ですが、なぜならば皆さんがやらなくてはならないのはマネジメントの一部です。準備しなくても大丈夫だなんてありえない。

お金を出したら完璧な成果をもたらせてくれるなんて思ってはいけません。エアコンや冷蔵庫を買うのとはわけが違います。特に治験や臨床研究は品質のコントロールがとても難しいシチュエーションですから、リスクだらけですよ。

とてもアナログな仕組みで実施されていて、極めてエラーソースが多いことを理解している人はきっと大丈夫。期待するアウトソースの成果を得ることができるでしょう。プロジェクトマネジメントゴッコにならないでしょう。


2018-09-29 15:59:00

飲み会の話題で、組織の行方について話題になった。

自分のグループのみならず。うちの会社の〇〇の部分は官僚的でイカン!全然変革が進まない。とか組織のトップが全然役割を果たしていない!のようなと会話があちこちから聞こえてきます。

 

官僚的な仕事の仕方って悪い意味で使われますよね。大企業なんかの持つ組織マネジメント上のディスアドバンテーを揶揄する時に使いますかね。本当の官僚ってどんななんでしょうね。身近にいた悪い事例が尚更悪いイメージを作りあげてしまう。官僚っていわゆる中央省庁で働く国家公務員のことですけど、朝から夜遅くまで働かされてハードワークという話をよく聞きますね。官僚の人だって「官僚」を悪い意味で使われて気分良くないと思う。イメージアップをお願いします!

 

官僚の謎、その1!

変な予算の立て方はさておき、税金の無駄遣いはやめて欲しい。全てではないと思うが、まず予算を立てたら必ず使い切るという意味不明なことはやめて欲しい。なぜ、使い切らなくてはならないのか?翌年に取っておけば良いのに。なぜ備品のようなものを積み上げて使い切らなければならないのだろうか。その備品は無駄遣いでしょ?本当にバカなんじゃないのか?と思う。全ての省庁合わせて、こういうことの積み上げでいったいいくら毎年無駄に使われているのだろうか。年度末に近くなると使い切るために試行錯誤することなんて本当にやめて欲しい。知らないくせに、言いたいだけ言うなって?いいや、普通におかしいと思うから。慣習だかなんだか知らないが、こんなことは今すぐやめて欲しい。

 

官僚の謎、その2!

政治家と官僚の役割がよくわからない。仕組みは知っているが、ちゃんと機能しているように見えない(国民目線で)。ダブルワークになっているのならこれもまた無駄遣いじゃなかろうか。魔女狩りとか罪のなすりあいとか、勘弁ね。

 

官僚の謎、その3!

自分に甘いやつにポジションを与えるな、と言いたい。高度経済成長期ならまだしも、この時代にコンプライアンス、インテグリティ、高潔、品行なんてのは基本中の基本だと思うわけだ。組織のトップたるや率先垂範で透明性やインテグリティを推進していく役割であるはずであるが。。。裏口入学とか文科省のお偉いさんがやるなんて終わってる。他にも似たようなことが起きているってことだよな。近所に現れる大量の黒塗りが日々邪魔でしょうがない。路駐するな。路駐させるな。なぜコインパーキングを使わない?なぜもうちょっと端っこに寄せて停めさせない?

 

 

私は、コンプライアンスやインテグリティは、人間が人間社会を繁栄させていくためにはマストだと思う。プロモーションを検討する際の重要項目の1つにしておいて欲しいと思う。偉い人はちゃんと観察されてますよ。


2018-09-26 08:17:00

 

子供がイジメられたと言って来たら、皆さんはどうするだろうか。会社組織で自分のグループのメンバーが、いざこざの類に遭遇して困っている時、相談を受けた時、あなたはどんな行動をとるだろうか。

 

「人生で遭遇する様々な問題を自分で解決できるようになって欲しい」と親が子供に思うのは自由である。起きている状況を観察していないから、自分の主観が前に出るのである。そう言うときは都合よく、子供の能力を過大評価したり、過小評価したりする。何もこれは親と子供だけに限った話ではない。社会システムの中では普通に起きうることである。

 

子供も場合は、子供の喧嘩に親が出て行くのは変だとか意味不明なことを言う輩もいるくらいだから、「自分で何とかしなさい」と言ってみたりするケースもあるだろう。自分の子供だけが悪いわけではないからと言って放置するケースもあるだろう。でも、実際には困っているのだ。SOSを出してきたのだ。報復されるかもしれないという心配もあっただろうけど、勇気を振り絞ってSOSを発したのである。

 

会社組織のようなところでも同じようなことは起きる。多勢に無勢は普通にあることで、先輩社員が数人で後輩社員の行動を正そうとする。そのアプローチは様々であるが、卑劣で陰湿なものも少なくない。でもこれは本人に元々の回避能力が備わっていたのなら、そんなことにはなっていなかったかもしれない。でも、実際には起きているのである。本人は勇気を持ってSOSを発したのである。

 

このような問題で必ずと言って良いほどあることは、「監督責任者はほとんど見ていない」、「知らなかった」というスタンスを取るということである。もし皆さんがそう言う立場の人であったなら、しっかり観察をして欲しい。自分の目で耳でしっかりと観察して欲しい。観察はとても大事である。また、しかるべき立場の者が観察をしていないことがわかれば、しっかりと観察するように促す。しかしながら、観察し過ぎて取り返しのつかないことになったケース(ストーカー事件とか)は社会事件としていくつかニュースになった。関わるのが面倒で見て見ぬ振りされるケースも少なくない。

 

正解がどうとか言うつもりは全くない。私はその場の状況を踏まえて行動をするから。自分の価値観に基づき、こうしよう!と思いアクションをする。見て見ぬ振りは飲酒運転では罪になる。ハラスメントの類を見て見ぬ振りすることも同じように私は良くないことだと思う。私はハラスメントの類は断じて許さない。


2018-09-23 22:26:00
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世界柔道選手権、凄いですね。毎日、恐ろしいレベルの練習を積み重ね、世界のトップ選手として技を競い合うわけです。

見ていて思うのが動きの「美しさ」ですね。技が決まった時というよりは、技に入るときの身体の動きというのが芸術的なものを感じます。何でそこからそんな投げが打てるのか?と驚くばかりです。

 

皆さんは、日々、高いレベルの研鑽ができているでしょうか。今や、かけた時間だけではなく、自らの研鑽のために質や効率も考える時代です。私も一度は世界の中心で臨床開発をやっていきたいと思ったわけですが、当時のSupervisorやメンターが「どうしてKazはそんなにリサーチ能力が高いのか?」と驚いてくれたことを思い出しました。別のプロジェクトだったのに「ちょっと他にリファレンスがないかチェックして欲しいんだけど」とお願いにきたプロジェクトのリーダーもいました(笑)

 

その嬉しかった経験を忘れることなく、日々技の切れ味に磨きをかけていきたいものです。

 

 

久しぶりの本日の一文字シリーズです。


2018-09-20 07:43:00

変なタイトルですが、曲を作るときに歌から作る手法を歌先(ウタセン)、コード進行など構成から考える手法を曲先(キョクセン)と言います。

 

さて、今回の御相談は収益化のこと。マネタイズです。専門ではないので、事業の骨格となるコアコンピタントに絞ったフリーディスカッションでしたけど。

 

では、投げかけから。皆さんは、会社組織でもいいですし、学術団体でも何でもいいです。御自身のアイデアやサービスのネタを使って収益性を考えたとき、どっから手をつけますか?

 

色々なアイデアが出てくると思います。たぶんこういうところで経験や考え方の多様性みたいなもんですのが出てくるのかな。

えーっと、はい、組織化の目的を考える。

はい、ミッションや存在意義から考える。

はい、リーダーを決める。

はい、チームチャーターを考えるべき。

はい、ビジネスモデル。

はい、資金調達。

はい、人材を探す。

 

うーん、どれもパッとしないですね。チ◯ちゃんに叱られますよ(笑)

 

まず一人でできるかどうか?です。拍子抜けしましたか?

 

誰かが考案した仕組みでクロスファンクショナルチームみたいなものにドップリ浸かってしまうと、ちょっと抜けてしまう考え方ですが、どっちも知っていた方がいいですよね。組織の成長ステージによって仕様の変更を必要とすることがあるからです。

 

材料も、資金も仲間もなぁんにもない状態で何をコアコンピタンスと定義できるか。人に喜ばれるサービスや商品が作れるかどうか。

なぜならば、これが最も収益を出しやすいオペレーションモデルだから。言い換えると最もコストが小さい状態ですね。人と協力して大きなことをしようとすることが悪いというつもりは全くありません。

スタートアップ時期は、他人に依存し過ぎたり任せ過ぎるモデルではなく、シンプルに完結できるモデルが良いですよ、ということです。

もちろん、資金が潤沢なら、出資者がいるなら別のアイデアもあります。

 

自分だけで商品製作やサービスが完結できないならば、他人に力を借りるなどして何とかしないといけないわけです。要するに、自分の努力に加えて、何か特殊な事項を必要とするわけです。そのステップをかますとなると、時間も費用もかかる。つまり、それだけでコストがかかるのです。しかも上手く進まなかったら、止まっちゃうでしょ。リスキーですな。かなり発展した組織ならまだしも。スタートアップの時期に、どっから手をつけますかって時には、ねぇ。

 

そして、これにバリューチェーンの考え方を基に、付加価値を付けるステップを考えるわけですね。追加した工程で付加価値を付けることができないのであれば、それは無駄なコストになる可能性があります。その工程は無い方が良いと考えるか、別の方法でサービスや商品の価値を上げる必要があるわけです。

 

まず、自分自身がその組織の商品とかサービスになるわけですから、それなりのことができないとね(笑)

もちろん資金が潤沢なら選択肢は多いわけですけどね。

 

 

御苦労さまです。


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