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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-09-26 08:17:00

 

子供がイジメられたと言って来たら、皆さんはどうするだろうか。会社組織で自分のグループのメンバーが、いざこざの類に遭遇して困っている時、相談を受けた時、あなたはどんな行動をとるだろうか。

 

「人生で遭遇する様々な問題を自分で解決できるようになって欲しい」と親が子供に思うのは自由である。起きている状況を観察していないから、自分の主観が前に出るのである。そう言うときは都合よく、子供の能力を過大評価したり、過小評価したりする。何もこれは親と子供だけに限った話ではない。社会システムの中では普通に起きうることである。

 

子供も場合は、子供の喧嘩に親が出て行くのは変だとか意味不明なことを言う輩もいるくらいだから、「自分で何とかしなさい」と言ってみたりするケースもあるだろう。自分の子供だけが悪いわけではないからと言って放置するケースもあるだろう。でも、実際には困っているのだ。SOSを出してきたのだ。報復されるかもしれないという心配もあっただろうけど、勇気を振り絞ってSOSを発したのである。

 

会社組織のようなところでも同じようなことは起きる。多勢に無勢は普通にあることで、先輩社員が数人で後輩社員の行動を正そうとする。そのアプローチは様々であるが、卑劣で陰湿なものも少なくない。でもこれは本人に元々の回避能力が備わっていたのなら、そんなことにはなっていなかったかもしれない。でも、実際には起きているのである。本人は勇気を持ってSOSを発したのである。

 

このような問題で必ずと言って良いほどあることは、「監督責任者はほとんど見ていない」、「知らなかった」というスタンスを取るということである。もし皆さんがそう言う立場の人であったなら、しっかり観察をして欲しい。自分の目で耳でしっかりと観察して欲しい。観察はとても大事である。また、しかるべき立場の者が観察をしていないことがわかれば、しっかりと観察するように促す。しかしながら、観察し過ぎて取り返しのつかないことになったケース(ストーカー事件とか)は社会事件としていくつかニュースになった。関わるのが面倒で見て見ぬ振りされるケースも少なくない。

 

正解がどうとか言うつもりは全くない。私はその場の状況を踏まえて行動をするから。自分の価値観に基づき、こうしよう!と思いアクションをする。見て見ぬ振りは飲酒運転では罪になる。ハラスメントの類を見て見ぬ振りすることも同じように私は良くないことだと思う。私はハラスメントの類は断じて許さない。