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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-11-19 07:54:00
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経団連がまとめている区分けがわかりやすいと思います。情報関連、業務遂行スキル・方法論、対人関係、倫理観・コンプライアンスの4つに分類されています。私は「情報マネジメント」、「テクニカルスキル」、「ヒューマンスキル」、「人として大事なこと」と読み替えています。

そして、いくらスキルに長けていても必要なところで活用しなければ、スキルがないのと同じなわけですから、行動が伴って欲しいわけです。「リーダーシップ」とか「専門家ならばエキスパートシップ」という要素も付け加えておきたいと思います。リーダーシップだけを独立させると必ず議論がめちゃくちゃになると思います。モヤモヤするキーワードなので使い方には注意が必要です。

 

学問としては色々な区分けが重要になると思いますが、実戦においてこのような区分けはそれほど大事だとは思いません。それぞれが独立して機能することもありませんし、管理職は、基本的に複雑な事項を扱っているので、いくら区分けを試みたとしても、管理職に磨いて欲しい能力群ということにフォーカスを当てると必ず重なりが出てくるわけです。そんな重なりを整理することにエネルギーを注ぐのは時間の無駄だと思います。

 

みなさんの組織はこの辺のバランスを考えてトレーニングを提供できていますか?