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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-11-26 20:40:00

リソースの中でも最も扱いが難しいと言われている「人」。自らの意思を持ち、自ら判断する。その判断の基になる根拠が論理的であるか否か、心に訴えるものであるか否かに関係なく、組織の階層を構成したり、役目を担う。扱いにくさの源泉は個々が持つ価値観というものである。

生まれ育った環境や獲得してきた経験もそれぞれである。

機械やプログラムとは異なり、その日、その時によって気分の浮き沈みもある。

どんな組織でも人間関係のトラブルは尽きない。

 

基本的に組織というものは、破産などしない限り、生き物のように一定の期間で機能が停止して終わりを迎えるということがない。

従って、継続的に組織の目的を果たすことができるような仕組みや方法を考えることにエネルギーを注ぐ。しかし、それらを考案したり、エネルギーを注ぐのは「人」なのである。

「人」には寿命があるから、組織の理念を継承しつつ、より一層の繁栄を担ってくれる後進が必要になる。そして後進の育成に相当なエネルギーを注ぐ。管理職に「人」を育成する役目を課している組織は少なくない。

 

 

育成のみならず、関係するステークホルダーとの良好な関係を構築したり、新たな人脈を構築したりと、ヒューマンスキルが弱かったら仕事にならないと言われる程、多くの書籍がヒューマンスキルを取り上げている。

組織の活動を良い方向に進めるためにも、多くのメンバーの賛同、そして一人でも多くの協力者を集めることにつながるスキルや行動特性を身につけることを考えて欲しい。