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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-12-05 08:10:00

何かに従うという意味のComplyという英語が語源である。コンプライアンスという言葉を日常的に聞くようになった。企業や組織の倫理が社会から注目されるようになった。今や、コンプライアンス違反は、痛烈な社会的な批判を受ける時代である。情報インフラとその普及、そして社会活動レベルの成熟度を反映しているように思う。あらゆるところに相談したり報告するチャンネルが構築されている。

 

我々は日常的に様々なルールを守って生活をしている。法律を守るのは仕事に関わらず社会生活を営む者であれば当たり前のことであるが、これは理屈の世界の話で、実際には生活する上ではルールがないことやわかり辛いことが多いのも事実である。法律がないおかげで?困っている人もいる。法律や就業規則に書いていないようなことでも、社会的視点から、良いことかどうかの判断をしなくてはならない場面がある。この時の判断基準は何であろうか。やはり社会的合理性ということに尽きるように思う。決して全体調和のようなことを言いたいのではないし、法律やルール、会社の規則に載っていなければ何でもありということでもない。それを判断するための倫理観なのである。

 

組織やグループのリーダーは、より公に近い人間として、崇高な倫理観を持って、率先して現場での理解を広めて欲しいと思う。個人情報の管理、機密情報の管理、労働時間の管理、労働関連法規の理解の醸成と行動規範の徹底は総務部や人事部がやれば良いことなのではない。現場でのアクションが関係するわけだから、やはり管理職が、身近な事例などを用いて腹落ちする言葉で説明した方が良い。

 

 

最近思うのは、料亭に横付けする黒塗りである。どうしてコインパーキングに停めないのだろうか。どうしてハイヤーの利用者は邪魔にならないところに停めさせないのだろうか。そして料亭への支払いはポケットマネーなのか?国費なのか?なんで料亭でないとダメなのだろうか。高級なところを利用するのは、国民代表に与えられた特権なのだろうか?どこにも書いていないと思うが。。。役割とやって良いことを勘違いしてはいけない。