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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2019-02-08 14:26:00

 

お知らせページを使った「つぶやき以上、お知らせ以下」グレードのコンテンツにお付き合い下さり、どうもありがとうございます。3日アップデートがないと、どっかで倒れていないか心配になるという声も頂きました。本当にありがたいことです。

 

 

 

さて、虐待のニュースが後を絶たないです。イジメのニュースも。お役所の統計データが酷い件は、触れる気にもなりません。

 

 

 

小学校四年生の子が小さな身体で勇気を振り絞ってSOSを発信しました。でも、その命を救ってあげることができななかった。私はとても悲しい。ちょっと前にあった目黒の子供を餓死させたケースもとても悲しかった。大人が生後6ヶ月を殴るとか。ありえないですよ。何でそんなモンスター人間の身勝手な行為に、将来の担い手が被害を被ったり心を痛めなくてはならないのか。本当に嫌な話です。

 

 

 

皆さんニュースを見ていてどう思いましたか?私はとても違和感を覚えます。ひたすら責任者っぽい人が出てきて謝り続けるだけ(実際はこれだけじゃないんでしょうけど報道されないからよくわからない)。もうあの子たちは戻ってこないんですよ。

 

 

 

警察が児童相談所に通告した件数は年間で約80,000件なんだとか。インフルエンザが大流行している今は200万人くらいだけど、自殺者は20,000人強だから、ただ事じゃない!

 

 

 

虐待の場合、加害者が変わらないと何も変わらない。躾ができていない猛獣を放し飼いにするのと似たようなもんじゃないのかなと。イジメもそうです。相手はモンスターですよ。で、ニュース報道がおさまった後のリアリティは、そんなモンスターのために沢山の税金が使われるんですよ。牢屋に入れても、裁判をしても全てに税金が使われるんです。

 

 

 

だいたいそんなモンスターを更生することなんてできるんですかね?普通にお話ができない次元なんじゃ?精神鑑定とかの話じゃなくて、もう普通じゃないことをしちゃっている人に何で普通の人の基準を当てはめるのかな?とんでもないことした人に罪を償わせる(被害者は償っているとは見ていないでしょうね)にしても、普通に暮らしている国民から集めた税金を使うんでしょ?とんでもないことした本人に払わせるのが筋ではないのかな?

 

 

 

加害者には懲役何年とかだけでなく、もっと別の尺度で刑罰を科すというのでどうでしょう?だいたい過去の事例とかを参考にし過ぎる。被害者の被った機会損失を含めてプラス◯億円分の労働を課しますというのがいいと思います。そういう形で責任というものを果たしてもらいたいですね。刑期は、労働といっても税金で作った立派な施設に住まわせているわけですし、施設の設備も使うんですから、それらの利用料も全部本人にチャージして欲しいですね。何かつくるために使う機械は揃っていて当たり前じゃないんです。誰かが買い揃えないとダメなんですよ。

 

 

 

 

 

今回のことで、対策を始めた自治体もあるでしょう。有事への備えはとても大事ですが、また予算が必要になる。児童相談所は民営化すればいいのにという考えもあるでしょうけど、法律改正レベルの面倒さがあるとかで、社会構造はなかなか難しい。法律が足かせになっている。とは言え、民営化しても縦割り構造が強くなってしまったら組織化する事でかえって難しくなってしまうこともあるでしょうね。

 

 

 

人が関係する場では、時々イジメとかハラスメントなどが問題になります。その割にはモンスターマネジメントにはほとんど触れません。人を預かる管理職の研修でも「難しい人の扱い」や「有事にどうするか」にフォーカスしているところはあまり多くありません。

時折、リーダーや管理職としてどう対応したら良いのか?という類の質問を頂くことがありますが、背景を伺うと一人で抱え込んで何とかしようとしているようなケースが少なくありません。私のコメントが質問者の想像と異なるものだったと思いますが、カッコいいリーダーは何でも一人でバサバサ解決できる人ではないと思います。私が強調したいことは社会構造や組織構造、人間同士の難しさを過小評価してはいけないということです。それを理解しているリーダーは色々な工夫を考えて問題を解決あるいは受け容れ可能なところに落とし込むアクションができると思います。人が絡んだ事件は、本当に難しいのです。

 

それ以上言わないで良いですよ。そうですよね。本当に相談できる人が誰なのか・・・迷うんですよね。はい。