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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2019-02-13 08:06:00

1月下旬に、インフルエンザの予防接種に行った。

抗体ができるまでに時間がかかるから直ぐに効果が期待できるとは限りません。と説明を受けた。一方では副反応っぽい説明は紙を待ち時間に読ませてサインさせるだけ。

 

そう言えば、投与部位反応が出た。結構大きく腫れた。最大で10センチはあったように思う。4、5日じんわりと熱を持っていた。どこに報告すればいいんだっけ?と思いながら、次の瞬間には別のことを考えているので、結局は報告なんてしていないわけです。紙をもらったような気がするけど、どっかに行ってしまった。

 

机の上で考える安全対策って、こんな感じなんだろうなぁ。これでいいのかな?博士研究の時にやっぱり実態はどうなんだと思い、研究に没頭したのを思い出した。

そりゃ自発報告も5%に満たないわけですよ。極端ですけど残りは報告されないわけです。製薬企業さんに勤める人たちは、自社の製品に関するあらゆる副作用関連情報を決まった期間にもれなく自分の会社の安全性情報部に報告するように教育を受けているけど、どれくらいの情報が拾えているんだろうか?

別の時に知人から聞いた内服の薬で急に咳が出るようになった件はちゃんと報告した(当事者の報告を手伝ったと言うのが表現としては適当かもしれない)。前の会社で散々トレーニングを受けていたからね。自分の会社の製品の時は報告できるけど、他の会社の製品の時はなかなか難しい。

 

これは実社会での話なんだと思いますが、その一部の情報を基に、添付文書を変えたりされるわけです。どれだけの意味があるのだろうか。重篤なものは報告される可能性はあるでしょうね。だから重要なものだけで良いんだという考え方もあると思います。とは言え、重要な情報は漏れなく収集できる仕組みになっているとも思えませんけど?

ヒトの行動に頼る仕組みから、もっと効率のよい仕組みに移行できるといいんですけどね。

 

 

風疹も抗体価を測定しようと思ったまま、ちょっと時間が経ってしまった。抗体検査が直ぐに受けられる場所を探しているのに、区の助成のことしか検索しても出てこない。助成している自治体も10%そこそこなんだとか?今日はこの辺で(笑)