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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2019-06-13 08:15:00

たくさんありますけど、人の成長に自分が何らかのお役に立てたと思えた時は、格別ですね。

 

最近、私が以前所属していた組織の後輩からこんなFBがありました。「あの時は、そこまで意味を理解していなくて、ふーんそうかぁと思って聞いていたことが、最近になって「ああ、このことだったのか!」とか「今、経験してみて、もしかしてこのことを言っていたのかな?」と思い出すことがあります」というFBは、自分の感想ではないですし、とても嬉しい気持ちになりました。

 

人は誰一人として似たようなパターンで成長しないんだと思います。人の成長に責任を持つ役割の方、今こそ考え方改革ですよ(笑)

 

成長と言っても幅広い考え方、捉え方があります。

外見、思考パターン、発せられるコメントなどなど、諸々の変化を捕捉するパラメーターを基に「変わった」と誰かが思うこと、それは他者の感想です。一方では、自分自身で自分の変化を実感することもあるでしょう。

変化の大小も様々です。目に見える/見えない、当人ではない他の誰かの考え方や意図が反映されたかどうか、成長を遂げるまでの期間の長短など、挙げればきりがないですが実に多様です。

 

これが原理原則だとすれば、指導者/伴走者が重視しておいた方が良い視点は何なのでしょうか。

その時、相手を尊重して相手に興味を持ち、相手のことをよく識り、自分ができるベストの助言や機会の提供をすることにエネルギーを注ぐということが必要なのではないかと思います。

そして自分の気持ちを最優先しないことでしょうか。人の成長関連パラメーター全てが見えているわけではないからです。責任感から焦ることもあるかもしれません。でも、神格化した人物像の押し付けは危険です。

その方の成長は自分が知らない場面で起きるかもしれません。自分から離れた時に起きるかもしれません。もしかしたらさらに数年後かもしれません。

 

自分の気持ちを優先して、危険なレッテルを貼らないことです。むしろその方の良いところをたくさん見て活躍できる場面を提供することの方があなたの役目としては大事なこともあるでしょう。

もちろん短期的に判断を下さなければならない場面もあるでしょう。そんな時はゆっくり見守るなんて悠長なことを言っていられないと思う気持ちに支配されることもあるでしょう。でもそれはあなたの仕事です。あなたは組織から大事なリソースを借りてあなたの仕事をするように指示されているはずです。

頑張ってとっとと解決してください(笑)