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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2019-09-18 21:35:00

某RPGの武器屋。100Gで売っているものを買い取る時は75Gです。しかもほとんどの武器屋が同じような売買のレート。そもそも売っている商品がどの店でも同じ規格。冒険の最初の方は木の棒とか銅の剣という安い武器しか手に入らない。

時々レアな道具をダンジョンなどで拾うわけですが。。。その頃にはもうお金はあまり重要ではない要素になっています。

そんなんでいいの?良いんです。あそこは、経済的に調整された世界ですから(笑)

政府の調整介入?いえいえ、だいたいストーリー的に最初から世紀末なシチュエーションですから、お金の価値は落ちるところまで落ちているはず。。。

RPGの世界では買取率はとても良い。

 

一方、現実社会じゃレアモノ以外は、ブランド物でも良くて1/4。ほとんどはタダ同然で買い叩かれる。

購入というプロセスを経て所有権が写った瞬間に、今までの所有者と新しい持ち主との間に、新たな経済的バランスが生じるわけです。要はそのモノの社会的価値は相当低くなるということです。

中古だから叩かれるのでは無いのです。モノの原価というものをよく考えてみるとわかりやすいのです。もともと価値が乗った価格で取引がなされるわけです。個人の趣味や嗜好という価値が上乗せされたものを買うんですからね。

例えば、まだ一回しか使っていないし保存状態が綺麗だったから万人にも受け入れられるような価値が保持されているという話にならない。個人の嗜好をターゲットに攻めたいのならば、オークションのような場で頑張れば良いこと。買い取りにそんなものを期待してはいけません。

 

お金の話。お金の流れの話。別に複雑な金融モデルなんか説明する必要もないです。ちゃんと教えてよね。