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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-08-21 07:48:00

コンサルタントの活用の場面を考えてみる。例えば新しい事業を成功させるために、問題や原因を特定するために、散らかっている情報を整理して問題や原因を特定するために、問題が起きないかどうか状況を精査ために、問題のレベルを踏まえ対応策を検討するため等、挙げていたらキリがないですね。

 

「コンサルタントの心構えとして、クライアントの悩みを解決することがクライアントとの信頼関係を構築するために一番大事なことだと思います。」

業種は同じじゃないですけど、コンサル業の大先輩(同い年ですけど)から聞いて、自分も大事にしたいと思うことです。

 

でも、先輩。一つ聞いていいですか?

卵と鶏じゃないですけど、お仕事をいただくのが先ですか?それとも自分が信用できるかどうかが先ですか?私のような零細企業は、案件がなきゃ解決しようにも信用を得ようにも簡単にはいかないと思いますけど、皆さん最初はどうされているんですか?

最初は知人経由でお仕事をいただくことが多いかもしれない?

なるほど、最初の頃は自分自身を認知してもらうのに時間がかかるんですね。そんなことしている間に、心が折れる人もいる?なるほど、勉強になりますなぁ。淘汰される零細企業はかなり多いわけですね。ふむふむ。

 

飛び込みの人は、大手だと普通なんでしょうか?

言い方を変えると、大手さんがそのクライアントさんを知らないだけで、クライアントさんはその大手さんのイメージや規模とかで打診されるわけですもんね。全員じゃないにしても、安心感と言ってしまうと、圧倒的に「大手」のイメージでしょうね。何故か人は安心感を求めてブランドやデカいところに行ってしまうのですよね。これだけで差別化ポイントなわけですね。大手がゆえのPartner of choiceってやつですよ。

 

でもコンサルってガチャガチャみたいなところないすか?出てみないとわからない。ガチャガチャというと、まあある一定の品質のものが出てくるわけですけど、コンサルだともっとバラバラでしょうね。経験も得意領域もキャラも報酬設定もね?

 

(先輩からの逆質問)で、私のこの先の展開は?

うーん、難しいこと聞きますね。フレキシブルにいきたいです。枠とか好きじゃないし、実験的に色々と経験をしてみたいんですよ。今は、大人の社会科、理科、道徳を実務の中で経験しているみたいな感じですね。巨大戦艦に乗ることよりも、目の前で困っている人のために何ができるかを考えることを優先したいと思います。

え、今乗っているボートはどうするかって?

そんなのずっと乗っている必要はないでしょう。乗り続けないといけない理由なんてないし。誰か欲しい人にあげちゃいますよ。最初は法人がどうのとか色々と考えてたんですけど、それを考えることが自分の優先したいこととはイコールじゃない部分もあることにも気付きましたしね。

 

 

で、結局コンサル選びはどうしたらいいんですか?え、やっぱり人ですか。ガチャガチャなんですね。。。


2018-08-20 08:51:00

10年以上も前の話です。

某組織にお世話(出向)になることになった。最初に自分の上司からその話を聞いた時、これが左遷なのかもしれないと思った。

いや、その時は思わなかったが、周りがそう言ってザワついていたから心配になって、当時の開発部長に何で自分なのかを聞きに行った。そうしたら自分がベストだと思ったからと言われ、とても安心した。

ある意味では、自分たちがこれまでやってきたことの改良型の構築であったわけだが(今も親交のある後輩が整理してくれたおかげです:この恩は絶対に忘れない)、別の側面からはゼロから仕組みを作るという仕事だった。私は面白くて仕方がなくその任務に没頭した。

 

自分の中では現存するやり方の改良型だから大したチャレンジではなかったが、実社会においてはチャレンジの山だったと思う。そんなことは到底できないというベテランの方や、自分の時はこんなに大変だったというのを口々にする偉い人たちもいた。そんなのを耳にすると異常に燃える!

確かに大変だったこともあるけど、たくさんの協力者が出てきたのは本当にありがたいことだった。今やそのアプローチはこのエリアのスタンダートかもしれないが(別に昔からスタンダートだったと思うけどね)、ゼロ(とは思っていなかったが)からのモノ造りはとても楽しい。

実はこのエリアのPMの第一号は、当時新入社員だったんですよね。今やこのエリアの第一線で活躍するママさんPM!一緒に仕事できて楽しかったです。

 

 

その先にも別のプロジェクトがあり、「また彼の力を貸して欲しい」と先方の偉い方が開発部長のところに見えられた。部長は二つ返事でOKした。そのビックリ新記録的な奇跡が数回起きないと絶対に実現しないと思ったが、奇跡は起きた(ありがとうスーパー女子s)!


2018-08-19 12:05:00

書き物をしてたんですよね。管理職の実務のポイントをまとめたものなんですけど、7月の頭に出版社の方が体調を壊してしまったとのことで、プロセスを一時的に止めています。急いでいないですし、じっくり待ちますから、とにかく早く回復するように祈ってましょう!

 

皆さんは管理職の仕事、あるいはどんなことにフォーカスしてマネジメントしているか、あるいはマネジメントが何たるやを後進に説明できますか?後進の方にどんな指導をしていますか?

えっ、特に何も?ですか。自分で試行錯誤して失敗して学んで覚えるものだから?必ずしも同じ環境じゃないから?なかなか、面白いことを言いますね。

 

あなたの仕事場の管理職は、後進の育成はお仕事に入っていないんですか?ますます労働人口が減っていくのに、自然の成り行きでいいんスか?むしろ自分が20年かけて到達したレベルを10年でできるようにする人が評価されるようになると思いますけど。


2018-08-12 15:46:00

やろうと思っていたことが後回しになることがある。色々な方面で活躍されている方々とお食事やランチなどの機会に、ひとしきり最近の話題に触れた後、ふと、そんなことを聞いてみたくなることがある。

散々盛り上がった後に気づくことは、お互いに後回しにしてきたことは多いということである。この先、全部やることができればいいが、時間的、経済的などの理由で難しかったり、優先順位が下がっていたのかもしれない。こんなところにまで話が及ぶと、やはり意図的に後回しにしてきたのかもしれないという考察もあって面白い。

 

今日はここまでにしようかと思ったが、もうちょっとだけ書くことにしよう。

 

上述の「やろうと思っていたこと」とは少しズレるかもしれないが、以前読んだWeb記事で「筒井時正玩具花火製造所」のことを知り、手に入れたいと思っていたものがある。

そう、線香花火である。御墓参りのために家を出る時間をチェックしようとテレビをつけた。偶然にもこの国産としては残りわずかとなった線香花火職人と線香花火の魅力を紹介しているところだった。

 

線香花火には、関東と関西それぞれスタイルがあり、良さがある。関東スタイルには、着火から火が消えるまで、人の一生に例えたて、「蕾」、「牡丹」、「松葉」、「散り菊」と呼び名があり、関西スタイルは自分で息を吹きかけることで燃え方に創意工夫を加えることができることなど、なんとも奥深い世界である。是非とも手に入れてみたい。


2018-08-09 22:10:00

偶然にも先週と今週で知人との会話で話題になったので、コメントしてみます。「成果主義」は、世の中で誤解されている言葉の一つだと思います。言葉を誤用したり、悪用したりする人が多いのはこれに限った話ではないですけどね。

 

今日は、外資系企業は「成果主義」だからすぐに人を辞めさせたりするんでしょ?厳しいんでしょ?とかいう話です。世間一般的には、ネガティブなイメージを持つかもしれませんね。新卒採用のプロセスに絡んでいた時も似たような質問は多かったです。

 

脱線タイム:人事担当者はちゃんと説明した方がいいですよ。今はSNSで簡単に広まりますからね。ちゃんとした理解を広めてみては?やりがいとか達成感とか個人の価値観や主観がバリバリ入った社員のコメントは、就職の経験のない就活生が読むパンフレットにいらないでしょ(笑)広告代理店の言いなりにならないことです。あと、今だから思いますけど、パンフレットの冒頭が詳細すぎて眠くなりますね。自分なんか、パンフレットじゃなくて会社四季報とかの初任給の欄しか比較してなかったし。

 

さて、話を戻します。成果ですからアウトカムな訳ですよ。必ずしも「やったこと=成果」ではないというところがポイントです。皆さんの人生において成功し続ける仕組みがあったらどんなにいいだろうと思うわけですよね?いいや、失敗こそが人を成長させる!なんて奇特な方は少ないでしょね。

 

成果が出続ける仕組みを構築できる。しかも個人レベルだけでなくて、組織レベルで大きな成果につなげることができる人は貴重です。やったことが評価されるのではなくて、色々試行錯誤した結果としてのアウトカムが成果なわけです。だから成果主義って別に変でも何でもないでしょ?逆に成果主義ってやつを必要性(状況に応じた)を考えずに唱えるとおかしなことになる。

 

 

補足しますが、成果主義に対する「考え方」や「重み」は組織の大きさやステージにも依存します。創業したての組織が「成果主義」とかいってるのは平和ボケだと思う。明日コケるかもしれないのにね。成果以外は要らないステージにある組織っていうのは兎に角勝ちにく方法だけに集中したほうがいい。あと、組織があまりにもデカくなり過ぎると、やったことと成果(アウトカム)との因果関係を説明しにくくなるので、盛ったもんガチみたいな世界もできてしまうでしょう。組織のトップはちゃんとそこはロジカルに説明して下さいね。ステークホルダーをシラけさせないで下さいね。


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