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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-05-27 20:18:00
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今の時代、人の背中を見て育つ人は少なくなったと思うし、自分の背中なんかを見て育たないで欲しい。誰も古いやり方しか知らない人の背中なんか見たくないし、酒の席での話を盛りに盛った武勇伝なんて聞きたくもない。それで良いんだと思う。

「今の若い奴は」と言ってみたり、「意味不明な下積み」ばかりやらせたり、「生意気だ」という理屈を付けて隅っこに追いやるのも意味がわからない。その前に、自分の行動を改めた方が良いと思う。自分がロールモデルとして行動していたとしても、自分の価値観の押し付けは良くない。

「先輩、ありがとうございます。自分は先輩の背中を見て育ちました」と告げられたら、自分は良いロールモデルをやれているんだと思うことにすれば良い。


2018-05-23 21:48:00
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義理・人情に厚く、人間関係重視の集団D。人の心に響くような言葉を投げかけてくれるリーダーが好き。人との輪を重んじると言えば聞こえがよいが、「チームなんだからさぁ!」とチーム観や輪を押し付ける側面もある。人のことをモノ扱いしたりすると、へそを曲げて絶対に味方になってくれない。クールで論理的なところばかり強調するリーダーが苦手。出る杭タイプも基本的に好きじゃない。

 

こんなタイプも必ず一定数いるわけなので、プレゼンも楽じゃない。

 

 

この集団が苦手な人へのアドバイスです。みんなのことはちゃんと考えているよ!チーム一丸となって前に進もう!という集団Dの心に訴えるスライドを入れよう。こういうタイプが上司だと結構面倒かも。そんな話は聞いていないとか、前もって知らせて欲しかったということにならないように気をつけないといけない。ちょうどよいタイミングで相談してくれる人が好きなんだから、しょうがない。

 

色々書きましたけど、大事なプレゼンの資料は自分でちゃんと作った方が良いと思いますよ。


2018-05-20 22:12:00
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今月末、プロフェッショナルマネジメントと題してクローズドな座談会形式の集いでファシリテーションして来ます。機会を下さった方、心から感謝しております。

 

言っておきますが、何でもかんでも上手にその場をうまくまとめるとかそういう類のテクニックなどは全く出てきません。そんなのありませんから(笑)

 

モヤっ感が出てしまう理想論的なところからは離れて、日々の実践の場でリアルに何をするのかにフォーカスします。やっておかないといけないことを後回しにする傾向のある方・・・刺激が強過ぎるのでお薦めしません。


2018-05-14 21:46:00
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保守的と言えばそれまでだが、実はとても奥の深い堅実派集団C。あなたのトークが革新的過ぎたり、今のビジネスを支えているモデルを軽視するようなイメージを与えてしまうと、開いて欲しくない悟りを拓き、頑なに守るべきものを護る最強のディフェンスモードに入ってしまう。彼らは決して現状維持を好んでいるのではない。使命感から確実な方法を選択したいのである。

 

もちろんこのタイプも必ずオーディエンスに含まれている。この集団Cを味方にするにはちょっとした工夫が必要である。

 

 

この集団が苦手な人へのアドバイスです。現状の方法の中で最も大事だと思っているものをちゃんと確認しておこう。彼らは現行の仕組みのメリット・デメリットを説明するのに長けている。新しい方法が現行の方法の何をカバーするのか、何が改良されたのか、彼らの意見を聞いてスライドを作りましょう。集団Cの心に安心感が生まれるでしょう。


2018-05-10 23:05:00
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データに基づくロジカルな説明を好み、曖昧な説明を鼻で笑うサイエンティスト系集団。あなたのトークが抽象的なイラストばかりだと、無意識に突っ込んでしまう。最初から最後まで小声でダメ出しのオンパレード。空気は読めるから小さくブツブツ。とにかくデータが大好き。計画も緻密であればあるほど良い。過去の事例研究も大好き。色々よく知っている。他人の自分へのフィードバックを受け入れるのが大嫌い。バカだと思っているから。

 

さて、こんなタイプもオーディエンスには含まれている。この集団を切り捨てるか?逆に活用するか。言われたい放題でも関わらないという選択肢を取る人も多いかもしれない。

 

 

この集団が苦手なみなさんへのアドバイスです。ロジックモンスターへの対応は、最初にやられたフリをすること。白目もむいてそれっぽくやってみましょう。知ったかぶりが一番危ない。「わからないことはわからない」とはっきり言うこと。突っ込むところがなくなって敵意がなくなるのを待とう。そしてプレゼンのネタをもらいにいきましょう。こんな集団Bには、キラーデータが入ったスライドの共有をお願いしましょう。あなたのスライドがキリッと締まります。