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よい習慣は才能を超える(ブログ)

2018-05-28 21:52:00
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日本は古来より精神論(あるべき論)がロジックを邪魔してきた。と言われている。

 

リソースの性能を上げるためのモチベーションアップ作戦は良いと思うが、意味不明の精神論が先行すると(情報なし戦略なし)、組織は変な選択を強いられるわけである。技術革新+物量作戦に精神論(注)で対抗しようとした時代があった。勝てない戦いに無理やり参加させられた。ムラ文化やヒエラルキーも火に油を注ぐ要因になるんだろうな。自分たちの組織を今一度見回して、そんなことがないかどうか再確認しておいた方が良いかもしれませんね。

 

 

注)旧日本軍が太平洋戦争で使った「人海戦術」は、技術レベル(兵器)に大きな差が明らかで一対一では倒せないような相手でも複数でかかれば倒せる(かもしれない)場合に適応するのが常套手段なのに、使い方を間違った。補給もないのに命令に反すると非国民扱い。最近の「一億総活躍社会」とかいうのも・・・何か恐い。私だけかな?


2018-05-27 20:18:00
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今の時代、人の背中を見て育つ人は少なくなったと思うし、自分の背中なんかを見て育たないで欲しい。誰も古いやり方しか知らない人の背中なんか見たくないし、酒の席での話を盛りに盛った武勇伝なんて聞きたくもない。それで良いんだと思う。

「今の若い奴は」と言ってみたり、「意味不明な下積み」ばかりやらせたり、「生意気だ」という理屈を付けて隅っこに追いやるのも意味がわからない。その前に、自分の行動を改めた方が良いと思う。自分がロールモデルとして行動していたとしても、自分の価値観の押し付けは良くない。

「先輩、ありがとうございます。自分は先輩の背中を見て育ちました」と告げられたら、自分は良いロールモデルをやれているんだと思うことにすれば良い。


2018-05-23 21:48:00
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義理・人情に厚く、人間関係重視の集団D。人の心に響くような言葉を投げかけてくれるリーダーが好き。人との輪を重んじると言えば聞こえがよいが、「チームなんだからさぁ!」とチーム観や輪を押し付ける側面もある。人のことをモノ扱いしたりすると、へそを曲げて絶対に味方になってくれない。クールで論理的なところばかり強調するリーダーが苦手。出る杭タイプも基本的に好きじゃない。

 

こんなタイプも必ず一定数いるわけなので、プレゼンも楽じゃない。

 

 

この集団が苦手な人へのアドバイスです。みんなのことはちゃんと考えているよ!チーム一丸となって前に進もう!という集団Dの心に訴えるスライドを入れよう。こういうタイプが上司だと結構面倒かも。そんな話は聞いていないとか、前もって知らせて欲しかったということにならないように気をつけないといけない。ちょうどよいタイミングで相談してくれる人が好きなんだから、しょうがない。

 

色々書きましたけど、大事なプレゼンの資料は自分でちゃんと作った方が良いと思いますよ。


2018-05-20 22:12:00
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今月末、プロフェッショナルマネジメントと題してクローズドな座談会形式の集いでファシリテーションして来ます。機会を下さった方、心から感謝しております。

 

言っておきますが、何でもかんでも上手にその場をうまくまとめるとかそういう類のテクニックなどは全く出てきません。そんなのありませんから(笑)

 

モヤっ感が出てしまう理想論的なところからは離れて、日々の実践の場でリアルに何をするのかにフォーカスします。やっておかないといけないことを後回しにする傾向のある方・・・刺激が強過ぎるのでお薦めしません。


2018-05-14 21:46:00
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保守的と言えばそれまでだが、実はとても奥の深い堅実派集団C。あなたのトークが革新的過ぎたり、今のビジネスを支えているモデルを軽視するようなイメージを与えてしまうと、開いて欲しくない悟りを拓き、頑なに守るべきものを護る最強のディフェンスモードに入ってしまう。彼らは決して現状維持を好んでいるのではない。使命感から確実な方法を選択したいのである。

 

もちろんこのタイプも必ずオーディエンスに含まれている。この集団Cを味方にするにはちょっとした工夫が必要である。

 

 

この集団が苦手な人へのアドバイスです。現状の方法の中で最も大事だと思っているものをちゃんと確認しておこう。彼らは現行の仕組みのメリット・デメリットを説明するのに長けている。新しい方法が現行の方法の何をカバーするのか、何が改良されたのか、彼らの意見を聞いてスライドを作りましょう。集団Cの心に安心感が生まれるでしょう。