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よい習慣は才能を超える(ブログ)
いよいよ恩師と御一緒させて頂くことになりました。今日からスタートです。早速、かつての上司(三共(株)時代)が所属する同業さんに御挨拶に上りました。10年ぶりですが、私は成長してましたか?
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娘が10ヵ月の時、家族を伴っての米国勤務の下見に行ったときのことです。ニューヨークへ向かう国際線の中での出来事でした。ニューヨーク到着の一時間程前でしょうか。珍しくウトウトしていましたが、突然の妻の叫び声で私は目を覚ましました。娘の足がシートのリクライニングシートの隙間に巻き込まれているのを見つけました。私はとっさにリクライニングシートを元の位置に戻すボタンを押し、足を掴んで一気に引っ張りだしました。血まみれの足を押さえながら、キャビンアテンダントと共に処置をしました。幸運なことに隣の席に座っていた整形外科医が、骨には異常はなさそうだという診立てをしてくれました。ニューヨークへ降り立ってから、予約していたリムジンタクシーで急遽Yale大の緊急治療室へ行きました。米国で医療サービスを受ける時は、医療保険は最も重要なアイテムなのです。しかしながら、医療保険証の発行がまだだったため、「お前は何者か?」「身分証明書を見せろ」「医療保険は未加入か?」などと、散々な目に逢いました。持っていたクレジットカードを保証として治療をしてもらえることになりましたが、結局、レントゲンを撮って消毒をしてくれただけ(*)でした。後日、日本円でおよそ20万円の請求が来たのには驚きました。アメリカで医療費をなめたら痛い目にあいます。国が違うと医療制度も異なり、言葉はもちろんのこと、常識や文化も違うのです。その間、ずっと私のことを助けてくれたのは、リモのドライバーさん。年は70前半くらいの老紳士。心配で頭が真っ白な私たちのリクエストを医療機関の方に「ちゃんと聞いて対応してくれ!」「消毒薬も追加が必要でしょ!」って何度もお願いしてくれました。ERを出て、また車を走らせること1時間半。薬局に塗り薬を取りに行った時も、一連のやりとりに物凄い時間がかかりました。リモの中で彼は怪我した娘を抱っこする妻を気づかってサポートしてくれていたそうです。やっと薬を受けとりリモに戻った時、彼はにっこり微笑んでくれました。異国の地で神を見た瞬間でした。赴任期間が終了してした時に指名でNY JFKまで送ってもらいました。あれから10年近く経ちます。今ごろあの紳士はどうしているだろうか。また御礼が言いたいと思った時には遅かったりするんですよね。
(*:今考えると、状況と創の種類からクッションとクッションの間に挟まれ、さらにハンドクリームのチューブが一緒に挟まったために出血に至ったと推測しています)
ファイザーを卒業いたしました。
胸を張って「とても素晴らしい会社だった」と言いたいです。これからも良い会社であり続けてくれると思います。
本当に驚く程、たくさんの方から寄せ書きをいただいました。
どれも心に響くメッセージばかりで、読んでいるうちに鼻の奥がツーンと熱くなってきて、「おー危ない、危ない」と無理矢理に気を紛らわせておりました。最後まで読んで、何人もの方が私のこだわりについて触れてくださっていたことがとても嬉しかったです。
明日から4月です。芽がでるまでどれくらいかかるかわかりませんけれども、また今日もやってみたいことを思いつき、早速開始したところです。集中し過ぎて肩が凝りましたが、多くの方に伝えて、拡散していきたいと思いましたので頑張りたいと思います。
まあ、必要な情報だけ見てもらえれば良いわけですから。もともと手づくりな感じが満載なわけですし。
それにしても今日は至る所で桜が満開でしたね。