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よい習慣は才能を超える(ブログ)
僭越ながらGlobal MBAコースでお話させて頂くことになりました。なんでも挑戦したいお年頃なもんで(笑)
創薬というデカイ話からリアルプラクティスの話まで多岐にわたって準備したいと思います。ディスカッションメインの方が絶対に面白いですもんね!
てんかん治療薬の第一相試験で死亡例が出たニュースを見て、皆さんは何を思われましたか?
国内で実施された治験で、初めてヒトに治験薬を投与したところでした。亡くなった被験者は若い健康な男性です。
ニュースでは書かれないでしょうけど、基本的に動物モデルで安全性を検討し無毒性量を評価してから、その量を基にかなり低い量から投与を開始し、安全性が確認された後に、次の投与を開始するような試験デザインが一般的です。一般的に入院状態で万全を期して実施されます。
どの投与量の段階だったのかがわからないですし、安全性追跡の手法がどう実施計画書に定義されていたのかはわかりませんが、被験者は入院中に幻聴を訴えていたとされています。そして退院翌日に飛び降り自殺をされました。
厚生労働省は、「薬剤の開発を進めていた製薬企業や実施医療機関に適切な臨床試験を行うよう文書で指導することにしています」とありますが、私はこの方法で良いとは思えません。
治験というものに共通の問題を見つけたのですから、国内で第一相試験を実施する可能性のある製薬企業と第一相治験を実施する可能性のある全ての医療機関に注意喚起をする必要はないのでしょうか?
ある組織や集合体が仕様通りのアウトプットを出せているか、成果がシステム要件に合致しているかを検証したり、不具合を指摘(本来はこっちはメインではない)したりするための重要な機能なのです。
つまり、成果物などが、ある品質基準に達しているかということを担保するための重要な機能なわけです。信用にもつながるわけです。
ちゃんと機能していることで、問題発生時の役に立つこともあるのですが、どうも形骸化しやすいエリアでもあります。
ヒトの労力でやらないといけない部分も多いですよね。政治家のヒトが締め切りギリギリで資料を提出してくるから、短い期間で棒大な資料をチェックしないといけない。(多少数値が合わないことはあるよぉ)と言い訳をしていました。
あなたは幾つの潜在的問題を想像しますか?
私が最もすごい衝撃を受けたアーティストPhilippe Saisse。T-SQUAREのニューアルバムのお披露目ツアー@BN Tokyoに登場!
フィリップセスの音は人の感情を揺さぶる波を紡ぎ出す魔法。最近クタクタだったので、癒されました。
Philippe Saisseと言えばアルバムDream Catcherの”Madison Rose”と”Images”でしょう。是非、御賞味あれ!
良い悪いは個人が決めることなので、そこには触れません。あるビシネスモデルの構図をある側面から捉えた場合を想定して書きます。誤解なきよう(笑)
組織に雇用されるという形態は、下請けの集合体の一部に加わったのと似ています。自分で事業を興すのと比べて、仕事が来なくなるリスク(仕事をしていないと感じる時間?)は減る可能性もありますが、逆にその雇用された方からすると諸々の要因を踏まえると悪いと思える条件でも労務提供をしなくてはいけない状況もあり得るわけです。社内失業者を抱えるという言葉にもあるように、逆もあります。
組織が大きくなればなるほど、下請け的な側面が強くなります。そして様々な要因により、自らの可能性を狭めていくことになります。ヒエラルキーを上り詰めていくことにエネルギーを注ぐのは何のためでしょうか?人は本来の自分でいられる状態で最も高いパフォーマンスを発揮することができるのだと思います。
専門性を絞った分業化、多層構造化を進めると、見えないパワーバランス、それから自分の固定観念などに支配されて、自分のやりたくないことや苦手なことでもやらなきゃいけなくなってしまうシチュエーションは山ほどあります。組織が大きくなればなるほど適任者がアサインされなくなるリスクも増えます。取引コストも増え、動きも鈍くなります。
意味不明のヒエラルキがある組織や、若い子を伸ばす仕事を与えない組織には、所属する意義や魅力を感じません。何年経験したら次のステージに進めるのでしょうか?ステップアップってなんですか?キャリアプランってなんですか?人が運営する組織なんてそんなもんです。
なんだお前は?若いのに生意気だ!俺たちの若い頃はなぁ下積みを経てなぁって言うオッチャン達は定年目前になって「日本の社会保障がなってない!」なんて言い出すわけですが、この国はある意味では社会主義みたいな国ですから、一定レベルの保障はあるわけです。文句があるなら、そんなモノには頼らずに自分でなんとか切り抜ける必要があります。
ありもしない定年後の悠々自適な生活なんか妄想してしまうマインドを植え付ける社会。ゼロから何かをすることをほとんど教えない社会。大人が夢を語る機会の少ない社会。この先も組織に使われる人を産生する教育を続けるのですか?優秀な人材を確保しておいてなお、組織に使われる人を生産する仕組みでまだ行きますか?恐ろしい事態です。
私は基本的に人から指図されるのは好きではありません。皆さんも同じだと思います。では、自問自答してみてください。何のために管理職のスキルを磨くのですか?
組織を泣かせないように、マネージャーさんやマネジャーさんを目指す人は、倫理観やインテグリティファーストでお願いします。