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よい習慣は才能を超える(ブログ)
変なタイトルですが、曲を作るときに歌から作る手法を歌先(ウタセン)、コード進行など構成から考える手法を曲先(キョクセン)と言います。
さて、今回の御相談は収益化のこと。マネタイズです。専門ではないので、事業の骨格となるコアコンピタントに絞ったフリーディスカッションでしたけど。
では、投げかけから。皆さんは、会社組織でもいいですし、学術団体でも何でもいいです。御自身のアイデアやサービスのネタを使って収益性を考えたとき、どっから手をつけますか?
色々なアイデアが出てくると思います。たぶんこういうところで経験や考え方の多様性みたいなもんですのが出てくるのかな。
えーっと、はい、組織化の目的を考える。
はい、ミッションや存在意義から考える。
はい、リーダーを決める。
はい、チームチャーターを考えるべき。
はい、ビジネスモデル。
はい、資金調達。
はい、人材を探す。
うーん、どれもパッとしないですね。チ◯ちゃんに叱られますよ(笑)
まず一人でできるかどうか?です。拍子抜けしましたか?
誰かが考案した仕組みでクロスファンクショナルチームみたいなものにドップリ浸かってしまうと、ちょっと抜けてしまう考え方ですが、どっちも知っていた方がいいですよね。組織の成長ステージによって仕様の変更を必要とすることがあるからです。
材料も、資金も仲間もなぁんにもない状態で何をコアコンピタンスと定義できるか。人に喜ばれるサービスや商品が作れるかどうか。
なぜならば、これが最も収益を出しやすいオペレーションモデルだから。言い換えると最もコストが小さい状態ですね。人と協力して大きなことをしようとすることが悪いというつもりは全くありません。
スタートアップ時期は、他人に依存し過ぎたり任せ過ぎるモデルではなく、シンプルに完結できるモデルが良いですよ、ということです。
もちろん、資金が潤沢なら、出資者がいるなら別のアイデアもあります。
自分だけで商品製作やサービスが完結できないならば、他人に力を借りるなどして何とかしないといけないわけです。要するに、自分の努力に加えて、何か特殊な事項を必要とするわけです。そのステップをかますとなると、時間も費用もかかる。つまり、それだけでコストがかかるのです。しかも上手く進まなかったら、止まっちゃうでしょ。リスキーですな。かなり発展した組織ならまだしも。スタートアップの時期に、どっから手をつけますかって時には、ねぇ。
そして、これにバリューチェーンの考え方を基に、付加価値を付けるステップを考えるわけですね。追加した工程で付加価値を付けることができないのであれば、それは無駄なコストになる可能性があります。その工程は無い方が良いと考えるか、別の方法でサービスや商品の価値を上げる必要があるわけです。
まず、自分自身がその組織の商品とかサービスになるわけですから、それなりのことができないとね(笑)
もちろん資金が潤沢なら選択肢は多いわけですけどね。
御苦労さまです。
クラウドサーバーサービスを解約した。
自分が立ちあげるビジネスにどう使うのか大体のプランは頭の中にあったが、振り返ってみると半年間ほとんど使う機会がなかった。色々なものを比較して価格的にも仕様もサポート面でも良さそうだったのであるが。
そして「コレはやっぱり面倒だし不要だな」と思うようになったきっかけは、皆さんよくご存知のあのMicrosoftのサービスを見つけてしまったから。レンタルサーバーは年間契約してしまっていたから、どうしよう、使わないともったいないかな?と思った時もあったわけですが、使えないものを使えるかもと思ってはいけないと思い、思い切って解約手続きしました。
え?Microsoftのサービスは最初から選択肢に入ってなかったの?という方もいるでしょう。
しかし、創業プランがあまりにも壮大過ぎて、ITエキスパートがいるような会社の真似事をイメージして、単体のサービス群を構築することしか頭になかったのです。バカですね。解約してもお金は戻らないが、とても良い学習をした。
そう、人間は知らないエリアについては視野が狭いのだ。当たり前ですけど(笑)恐いですね。何とかできると思い込んでいました。
さて、サーバーも整ったし、PCも普通に使えるものがあるし、ビジネス向けアプリケーションはどうしようかなと思ってMicrosoftのサイトを見ていて気付いた。お試し期間があったのは大きかった。
数日でMicrosoftのoffice 365がとても楽(インターネット環境がーによっては資料へのアクセスが遅くなったりすることはあるが、概ね快適)なことに気づいた。
セキュリティについて数人のエキスパートに聞いてますます安心した。流石にMicrosoftレベルの仕様でもダメなんだったら、その他のクラウドサービスだって信用できないでしょう?と思う。だからこれで十分だと思う。
アクセス権限付与も簡単で、外部の方とも資料の共有もできるし、Excel、Word、PowerPointに代表されるMicrosoft officeのアプリが使えるし、それで月々900円/ユーザーという価格は、零細企業にはとても有り難いサービスであります。
別にMicrosoftの宣伝をしたいわけではなく、(結果として)自分は形から入ってしまったわけだが、「創業時は自分がよく知っているもの達で始めるのが一番」という教訓です。
自分が知らないことを勉強して克服しようとするのは大いに結構だが、時間もかかるしそれはコストってことです。零細企業には痛いコストです。世の中に自分が使い慣れていて便利なものがあるなら、それを使ったほうが良いというシンプルな話。専門が違うと気づかないかもしれないけどね。
スタッフ募集始めたいと思いながら、結構時間が経ってしまった。
医薬品開発のコンサルティング的なもの(シェアリングエコノミーモデル:笑)、人材開発トレーニングの企画運営、そして実施を担当して下さるスタッフがいてくれたらどんなに心強いことか。
英文の科学/医学系文献検索、資料作成(日本語、英語両方:パワーポイント、ワード、エクセルなど)ができる人が良いですね。ちょっとできますくらいだと仕事にならないので、この辺のスキルは特に重視しなきゃですね。
英語環境下でのお仕事も問題ない人で、リサーチが得意な方がいいですね。そんな人いるかって?いますよ、たくさん。日本人に限定しませんからね。キャラとかありがちなコミュニケーションや人柄は二の次でいいです。性格キツくたって全然OKです。得意なことを活かせばよいことなので(笑)
次は雇用形態について検討しないとですね。またしばらく先になってしまうかもしれませんが。。。
私の音楽の趣味の火が消えないように音楽関係のイベント(コンサート、スタジオセッション、ジャズバーセッションなど)に時々誘ってくださる方が二人いらっしゃいます。前社と前々社。
先日、二大ジャズレジェンドのステージを観に行くことに。それもジョンスコとナベサダ!
先にジョンスコのステージ。66歳のスーパープレイを満喫し、新しいCDをチェックしようとiPhoneにメモ入れて、お次はナベサダ大先生のステージ。まだまだお元気そうだなと思っている矢先、一曲目のド頭から完全にボケていた私の音楽脳が目覚めた。
85歳の渡辺貞夫大先生のステージがあまりにもすごくて、ジョンスコのステージの記憶がすっ飛んだ。バーチュオーゾは、仕事人である前に、「すごい人」なのである。もう技術云々じゃないのですよね。何か一つの単発の要素では説明がつかない。何かがというか全てがスゴイんです。会場全てを包み込むオーラはヤバかった。
学生時代は1日に何時間も楽器を抱えていた。それこそ、休みの日は起きてから寝るまで楽器が身体から離さない時も。母親というものは、息子はいつまでも子供だと思っているから面倒である。先日母親が急性冠症候群で入院した。お見舞いに行った時、私のオムツを替えたことから始まり、子供の頃に怪我した時のエピソードと、ご飯の時もエレキベースを離さない風変わりな息子だった話で、一人で盛り上がっていた。
それはさておき、私にとってバーチュオーゾという人は医薬品開発の世界にもいる。
前々社の先輩方、前社で多大な影響を受けた元上司Yさん、それからCTDの創業者。自分はそんな方々のようにカリスマ的なキャラじゃないので、背伸びはしようと思わない。でもあと10年くらいすると自分も味が出てくるのかな?
一つずつ基本に忠実に行くのが自分のスタイル!
問題や原因の特定ができていないことがほとんどのような気がします。基本的な考えは重要です。かなりシニアレベルの方でも不可思議なゴールを立てられる方は少なくありません。
例えとして良いかどうかはさておき、多少自虐的な感じもしますが。。。ちょっと事例を。
メーカーとCROだとプロジェクトへの思い入れのレベルが違うと巷で言われている。そんなのケースバイケースだと思う。むしろヒト依存じゃないのかな?全体の話を一部の特定の集団の特徴としてはいけません。
パッションがプロジェクトの成功要因の大部分を占めているという都市伝説もあるのは事実である。ビジネス研究でもよく取り上げられている。ビジネス本(売るために程よく加工されたものね)でも、リーダー研修でもパッションを取り上げたものが多い。
情熱は大事!でもそれはみんなの目に見えないといけないものではないと思う。思入れ的な価値観を共有したい気持ちはわかるが、自分のスタンダードを他人に課してはいけない。同じレベルで情熱もスキルも!ということになると、もはやメーカーとかCROの話ではなく、その人がどういう人で、どういう働く方をして、どういう成果を上げる人か、ということになるのではないだろうか。
目的に向かって熱狂するチームを作りたいのは、その状態が及ぼす良い影響を期待してのことであって、その状態を作ること自体が目的ではないはずである。
軽くヒントでした。